トルコと穴窯 -Turkey & Anagama-

6月26日〜7月6日まで、トルコのインターナショナルアートシンポジウムにパートナーの成田真澄と参加してきました。トルコは初めて訪れる国でシンポジウムという形での参加も初めて。いったいどうなることかと出発日までドキドキでしたが、いざ始まってみれば…夢のような数日間でした。トルコの大学が主催するシンポジウムで、世界中のアーティストが集まり、アンタルヤのオリンポスという場で制作をしました。アーティストはセラミック&ペインターが多かったのですが、年によって招かれるアーティストは様々なようです。生徒たちやスタッフは会場の設営やアーティストのサポートをしつつ、制作を見学したり質問したりと交流することができます。

成田はひょんなことから窯作りに参加することになり、スタッフや生徒達とともに期間中に穴窯を完成させ、作品を窯づめし、窯焚き、窯出しまで体験してきたのでした。私は窯作りは見ているばかりでしたが、とにかく窯作りチームの手際の良さ、手順の飲み込みの早さ…すべてがスマートで感心しっぱなしでした。抜群のチームプレー。言葉の壁っていったいどこにあるのでしょうか…?

10日間ずっと制作だけしていたわけではなく、海にでかけたり、カフェでくつろいだり、夜はバーで音楽を楽しんだりと(私は一晩だけですが、連日の強者も…)、みなさんそれぞれの過ごし方でオリンポスでの滞在を満喫しているようでした。

シンポジウムの閉会後も私たちが日本に帰国するまでトルコの友達がサポートしてくれました。大好きな友達がたくさんいるトルコにまた訪れたいと願っています。