もてぎ里山うたたね日記

里山のくらしのこと、作陶のこと。のんびり更新しています

薪づくり

5月の連休に開催された益子春の陶器市は今年も大勢のお客さまが訪れ、大きな天候の崩れもなく無事に終了しました。今回もたくさんの方にお店に来ていただき感謝の気持ちでいっぱいです。「いつも使っています」と使い手さまの声を直接聞けるのも陶器市ならでは。次もまた頑張ろうと制作の励みになります。

里山のくらし 茂木里山 薪づくり
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男前な薬缶

だんだん暖かくなり薪ストーブを焚く時間も短くなってきました。薬缶の「しゅんしゅん」と鳴く音が名残惜しいです。

里山のくらし 茂木里山
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器販売☆ArtWorkCafe《月のおうち》

月のおうち hanoco器

ArtWorkCafe《月のおうち》のご紹介&器販売のお知らせです。《月のおうち》は静岡県富士市の閑静な住宅地にあるママのオアシス的アトリエ&サロン。オーナー自身の子育ての経験から、「自宅以外で小さい子と一緒にくつろげる居場所が欲しい」という想いがカタチになったスペースなんです。優しく包み込むような居心地の良さは、お客さまが安らげるようにというオーナーの細かな気配りを感じられます。cafeはhanocoの器でいただくことができますよ。

 

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トルコと穴窯 -Turkey & Anagama-

6月26日〜7月6日まで、トルコのインターナショナルアートシンポジウムにパートナーの成田真澄と参加してきました。トルコは初めて訪れる国でシンポジウムという形での参加も初めて。いったいどうなることかと出発日までドキドキでしたが、いざ始まってみれば…夢のような数日間でした。トルコの大学が主催するシンポジウムで、世界中のアーティストが集まり、アンタルヤのオリンポスという場で制作をしました。アーティストはセラミック&ペインターが多かったのですが、年によって招かれるアーティストは様々なようです。生徒たちやスタッフは会場の設営やアーティストのサポートをしつつ、制作を見学したり質問したりと交流することができます。

成田はひょんなことから窯作りに参加することになり、スタッフや生徒達とともに期間中に穴窯を完成させ、作品を窯づめし、窯焚き、窯出しまで体験してきたのでした。私は窯作りは見ているばかりでしたが、とにかく窯作りチームの手際の良さ、手順の飲み込みの早さ…すべてがスマートで感心しっぱなしでした。抜群のチームプレー。言葉の壁っていったいどこにあるのでしょうか…?

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乾燥

6月です。梅雨ですね。庭の梅の実もすっかり丸くなりました。曇り空にアジサイの花の色が鮮やかです。

 

数週間前から、普段つくる器とは違う作品を制作しています。オブジェ…というのでしょうか。

 

土の作品づくりで乾燥はとても大切なプロセスです。今時分は作品をゆっくり乾燥させたい場合にむいていますが、火入れの予定が差し迫っている時は…ヒビが入らないように早く乾燥させるための試行錯誤がはじまります。

ほぼ乾いたら晴れた日に屋外で干したいところですが、予報では曇り雨マークが続きます。いよいよ時間がない!という時に閃いたアイデアが写真の状態です。 

土 作品づくり 乾燥
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窯焚き 2018 春

4月の中頃、登り窯を焚きました。穏やかな日の夜に点火、日付を2回またいで無事に焚き終わりました。この窯とのつきあい今回で8回目になります。はじめのころは焼き上げるのに必死でしたが、最近になってようやくこの窯の個性に馴染んできたように思います。まだまだ、わかった!とは言えないのですが…。

いつもはたいてい2人で焚くのですが、今回はアメリカの陶芸家のジョージさんが手伝ってくださいました。

登り窯 窯焚き 茂木
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しずかな時間

西の窓からとどく柔らかな明かりが食器棚を照らす時間。器たちの物語に心を寄せます。

里山のくらし 茂木里山
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韮の花

夏らしい夏を迎えないまま、すっかり秋めいてきました。秋といえば収穫の季節。金色の穂が重そうに頭を垂れています。家の前の畑では韮の花が満開になりました。この韮は自生の韮で、食材として大変お世話になっています。引っ越してきたばかりの時、韮は近所のスーパーで買っていました。目の前にこんなに育っているのに気がつかないで…。

韮の花 茂木里山
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猫と猫車

帰宅すると飼い猫のモンジロウが猫車の上でくつろいでいました。猫車に猫!なんだかうれしくなって写真におさめました。こんな日常のささいな出来事が、私の創作の種になったりするのです。

里山のくらし 猫
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土の色

布に映った土の色。なぜか魅かれます。

土の色 hanoco

夏祭り

先日、地元茂木で祇園祭が催されました。山車や御輿が街中を巡り夜には花火が打ち上げられました。暑さを吹き飛ばしてくれる楽しい夏のイベントのひとつです。

里山のくらし 茂木祇園祭
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素焼き

今月末、1年ぶりの窯焚きをします。その前に素焼きをしました。素焼きをせずに施釉する作品もありますが、素焼きしたほうが都合のよいものなどを選び750〜800度くらいで焼きます。登り窯での素焼きは3回目。試行錯誤ですがなんとかムラなく焼けるようになりました。

登り窯
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美しいかたち

写真のこのレースの模様、なんだかわかりますか?規則ただしく広がる花弁のような形。朝日をあびてキラキラと輝いています。この素敵なレースの作者は実は左上に映り込んでいます。

もてぎ里山 作陶のこと
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梅雨明け

関東甲信地方の梅雨が明けたそうです。夏がきますね。写真はきゅうりの葉っぱの上で涼むカエルさん。この葉は私の顔の高さくらいにあるのですが、ぴょんぴょんと葉から葉へ飛びうつって上までのぼってきた様を想像するとなんともかわいらしく思えます。

もてぎ里山 きゅうり かえる

我が家のお皿

写真のお皿はワンプレートにちょうどよいサイズで我が家で大活躍の器のひとつです。hanoco作。縁にヒビがあるのがお分かりでしょうか?このヒビは焼成時に入ったもの。お客様にはお届けできませんが、使うぶんには問題ないため我が家で愛用しています。使ってみるとこのキズもなかなか愛嬌があり、まるでワンポイントのようです。

もてぎ里山 hanoco皿
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オオデマリ

庭のオオデマリが満開を迎え、風が吹くとハラハラと花びらがまい、その様子が美しく夢のようで作業の手をとめ思わず見とれてしまいます。越してきたばかりの時は名前も知らない花木だったのですが、今は毎年花が咲くのを心待ちにしています。花言葉を調べてみたら、【約束】【私は誓います】【約束をまもって】【天国】【華やかな恋 】【優雅なたしなみ】などの意味があるそうです。

もてぎ里山 オオデマリ
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春ですね

家の前の畑でとれた蕗の薹。鮮やかな緑色がとってもキレイです。我が家の定番の食べ方は、蕗の薹に小麦粉をまぶし油を薄くひいた鍋で揚げ、塩でいただきます。このやさしい苦味…。春を感じます。

もてぎ里山 蕗の薹

ノートルダムさんのパン

ご近所でフレンチレストランを営むノートルダムさんにお邪魔してきました。自家製酵母のパンを分けてもらったので、帰ってさっそくいただきました。パンを手でちぎりストーブで軽くあぶって、クリームチーズとともに。美味しい…。

このパンができるまでのステキなストーリーを思い出しながら味わっていただきました。ごちそうさまでした。自家製酵母の作り方を知りたい方はノートルダムさんのブログをご覧くださいね。

ノートルダム自家製酵母パン
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マチノ木さん

新小岩で偶然見つけたマチノ木さん。とっても居心地の良い大好きなカフェです。たまたまレンタルスペースに空きがあったので借りることにしました。マグカップを展示販売しています。手縫いのコースターなども。お近くの方、のんびりくつろぎたい時はこちらのカフェへどうぞ。丁寧に選んだ食材で作られたお食事もとてもおいしいですよ。マチノ木さんで素敵な時間をおすごしくださいませ。

 

※現在はお取り扱いをしておりません(2017)

石けんをつくる

そろそろストーブをつけようかな?というころ、翌年分の石けんづくりをはじめます。1年に1度だけの作業なので、なかなか手順が覚えられず毎年おっかなびっくり作っています。お肌しっとりオリーブオイル石けん。私は全身用に使っています。

タヌキさん

床下の同居人

我が家の住人をご紹介します。冬の間だけ床下に居候しています。皮膚の病気で体毛は頭だけ…。とっても寒そうですが、もうすぐ春がやってきます。がんばったね、タヌキさん。

タヌキさん

冬の時間の過ごし方

我が家では冬の間は作陶はお休みです。その間何をしているかとよく聞かれます。今期まずは自家用のランプシェードを作りました。本体は陶土素焼きの状態です。水性ペイントなどで色を塗り重ね仕上げました。素焼きなので衝撃に弱いのですが。ぶらさげているだけなのでたぶん大丈夫。

ランプシェード