薪づくり

5月の連休に開催された益子春の陶器市は今年も大勢のお客さまが訪れ、大きな天候の崩れもなく無事に終了しました。今回もたくさんの方にお店に来ていただき感謝の気持ちでいっぱいです。「いつも使っています」と使い手さまの声を直接聞けるのも陶器市ならでは。次もまた頑張ろうと制作の励みになります。

里山のくらし 茂木里山 薪づくり

10日間の陶器市終了後は、少しのんびりしたいところですが梅雨入り前にひと仕事。薪づくりという大切なお仕事があります。冬の間に切り出した木を近所の方からいただき割って乾燥させ、お風呂・薪ストーブ、登り窯の燃料にします。(家にはガス・水道・電気もきていますよ!)

里山のくらし 茂木里山 薪づくり

木の種類・状態によって使用先が変わってきます。硬木などはストーブ、腐りはじめてスカスカになったものはお風呂に。登り窯は松が一般的ですが、私たちはその時に手に入るものを利用します。

 

私たちは生活でも仕事でも木がかかせない暮らしということを同じ地域の方はよく理解してくださり、何かあればお声がけいただいています。そして「持っていってもらうとキレイになるから助かる」と喜んでくれるのです。自然や人との関わりの中に喜びの循環があること、そのこと自体が私にとっての大きな喜びにもなるのです。